スノースクートを初めて滑る、始める人が最初に揃えておきたい一式をチェックしてみよう。ゲレンデを滑走する見慣れないスノーギア「スノースクート」を目にし、強い興味を持つ方が増えているようです。
どこか近未来的な雰囲気があるスノースクートは、ウィンタースポーツをしている人にとって好奇心をくすぐる存在です。
しかし、現状ではスキーやスノーボードよりも知名度が低く、スタートするのにどんな用具を揃えていいか分からない人も多いはずです。
ここでは、初心者がスノースクートを始めるときに最初にそろえておきたい用具一式を解説しています。
スノースクート本体
これからスノースクートを始めるのに、最低限必要なものは「スノースクートの本体」です。
スノースクートはパイプでできた本体部分とボード部分に大きく分けられますが、さらにボディ部分のパイプも細かなパーツで出来上がっています。
ショップで購入する際には、組み立ててもらって持ち帰るのも良いですが、結局はスキー場に行くときにある程度分解する必要があるので、自分でできるようになっておくことが大切です。
また、通販では世界中の高性能なスノースクートが購入でき、この場合には完全に分解したパーツの状態で配送されます。
メカ音痴の人でも慣れれば問題なく、分解・組み立てはできるので、はじめに覚えておくことをおすすめします。
後にカスタマイズしたくなったときに、各部の名称などを覚えておく必要があるからです。
最近では大きなスキー場ではスノースクートのレンタルがある場合もあるので、お試ししたい人は利用してみましょう。
専用工具
スノースクートの組み立てや、現地での調整のためにスノースクートの工具は必ず携帯していく必要があります。
ただ、専用工具といってもスノースクートは4~5種類の小さな六角レンチとスパナで組み立て可能なので、それほどかさばるものではありませんし、値段も高くありません。
スノースクートを購入するとほとんどが付属されているので、スキー場に行く際に忘れないように携帯しましょう。
これに加えてスノースクートは可動部分があるので、潤滑グリスも携帯すれば完璧です。
修理部品
スノースクートは部品数が多いために、ハードな滑りを続けていると欠損したりすることもめずらしくありません。
とくに結合部分の部品やワッシーやナットなどは、スキー場で転倒時に紛失した場合を想定しておくことをおすすめします。
これも専用工具と同様、あまり高額なものではなく、消耗部品と考えて予備を常に用意しておくべきです。
ウェア
スノースクートもスキー場で遊ぶウィンタースポーツなので、やはり「ウェア」は必要です。
ただし、スキーやスノーボードのように専門のものでなくても、ある程度防寒・防水機能があるものならOKです。
ウェアに対して高い機能性を必要としないのもスノースクートが気軽に始められる理由の一つです。
スキーやスノボの経験者も多いことから、それぞれの専用ウェアで兼用している方も多いです。
ゴーグル
スノースクートもスキーやスノボと同様に、かなりのスピードが出ます。
時速20㎞も超えてくると顔が辛くなるので、ゴーグル必須です。
もちろん、スキーやスノボ用のものを兼用してかまいません。
まとめ
スノースクートを始めるのに、多くの準備は必要としません。
未経験からスキーやスノーボードを始めた人なら、そのかんたんさに気づくはずです。
ただし、スノースクートはカスタマイズ性が高く、たくさんの改造パーツが販売されているので、スキーやスノボにはないマニアックな楽しみ方もできます。