スノースクートの滑り方、ライディングって難しい?スキー・スノーボードとの滑りや難しさなどをちょっと比較してみよう。
新たなウィンタースポーツとして人気が高まりつつあるスノースクート。新しいもの好きの人ならば、気になるところではないでしょうか。
ただ、その特異な形状はスキーともスノーボードとも違うために、始めるのをためらう人も多いようです。
ここでは、スノースクートの難易度を、スキーやスノーボードと比較をしてみました。
スノースクートは難しい?
スノースクートは操作が難しいイメージがあるようですが、実際にはスキーやスノーボードよりもかなりかんたんです。
大きめのボードに自転車のボディがガッチリと固定されて自立することもできるので、安定性も抜群です。
スキーならば立ったポジションから滑り始めるだけでかなりの難易度ですが、スノースクートならば普通の運動神経があれば誰でも転倒せずに滑走することができます。
日本人ならばほとんどの人が自転車に乗ることができると思いますが、スノースクートはその感覚に近いのです。
スキーやスノーボードが苦手な人でもスノースクートならば比較的かんたんに楽しむことができます。
スキーやスノーボードは、下半身のみでバランスを取る必要があり難しいのですが、スノースクートは両手でハンドルを握ることができるためにバランスを取りやすいのです。
女性や子供でも、始めたその日から楽しめる程度に滑ることができます。
スノースクートの安全性
スノースクートは、乗り方がかんたんなだけではなく安全性が高いのも特徴です。
スキーやスノーボードとは違い、ボードに乗っているだけでジョイントさせないために、転倒時に骨折などが少ないのです。
もちろん、バックヤードなど障害の多い場所では衝突の危険性はあるのであまり油断をすることはできませんが、起伏の少ないゲレンデならば転倒しても体から離れてしまうので、大きな怪我をする危険性が少ないのです。
スノースクートのパフォーマンス性
スノースクートは「ソリ」に分類されるアクティビティでもあり、スキーやスノーボードに比べるとかんたんに滑走することができるので、「子供のおもちゃ」だと思われることも多いようです。
しかし、そのパフォーマンス性は非常に高く、世界大会では、驚くようなアクロバティックなプレイを見ることもできます。
また、これは特殊な例になりますが、スノースクートの最高速度の世界記録は147.551km。
スキーやスノーボードに比べても劣ることがありません。
性能の高いスノースクートを選べば、スキーとの混合コースで滑走できるレベルまでのスピードを出せるのです。
スノースクートを始めるまでの難易度は?
未体験のアクティビティを始めるとき、道具の準備や必要な知識の学習などの難易度も気になるところです。
これらの難易度に対しても、スノースクートはハードルが低いと言えます。
スキーやスノーボードに比べて大型のアイテムなので、高額なイメージがありますが、実際には4~5万円台の低価格のものもあり、コストの面でも心配はいりません。
最近ではスノースクート解禁のスキー場も増え、レンタルも多くあるので試してみるのもいいでしょう。
そして、スキーやスノーボードと違い、シューズなどは防寒・防水のものなら種類を選ばないところも、難易度が低い理由として挙げられます。
見た目は大きいですが、ある程度分解して持ち運べますし、もちろんゲレンデのリフトを使うこともできます。
注意しなくてはいけないところを一つだけ挙げるとすれば、スキー場そのものがスノースクートの利用を許可していない場合です。
各スキー場のHPなどの確認は必ずするようにしましょう。
まとめ
スノースクートは、スキー・スノボと比べてもはるかに操作がかんたんで、しかも準備するものが少なく低コストなアクティビティです。
子供や女性でもすぐに滑ることができ、上達すればプロレベルの本格的な楽しみ方までできるウィンタースポーツなのです。