
スノースクートに乗ってみませんか?2020年スノーシーズン開幕間近。山に雪が降るニュースを待ちわびているあなた。ぜひ令和初のゲレンデにスノースクートデビューをしてみてはいかがでしょう。
スノースクートはバイクのような形をしていて、タイヤの代わりにスノーボードのような幅広のボードが前後に取り付けてあります。
バイクのようなライディングポジションで、自由度抜群。そんなスノースクートについてチェックをしてみましょう。
そんな話題のスノーアクティビティ「スノースクート」は本体選びが大切になります。
スノースクートにはいくつものタイプがあり、選択を間違えてしまうとゲレンデで楽しめないだけではなく、まともに滑ることができない、といったことにもなりかねません。
また、価格の高いものを選べば良いといわけでもなく、自分のレベルと適合させることが最優先です。
ここでは、スノースクートの選び方について解説しています。
スノースクートにはレース用と標準用がある
スノースクートは大きく分けて「レース用」「標準表」の2つに分けられます。
もちろん価格はレース用の方が高いので"大は小を兼ねる"的な考えで間違って購入してしまう人も多くいるようです。
しかし、レース用はスピードが出るために特化した作りをしているので、初心者はもちろん、ゲレンデを普通に滑るのには不向きだと言えます。
とくに初めてスノースクートを購入する人は、必ず標準モデル・ベーシックモデルを購入するようにしましょう。
入門用と上級者用の違い
これからスノースクートを初めて体験するような人が使う「入門用」、すでにある程度スノースクートを乗りこなすことができる人が使う「上級者用」では、形状・構造に大きな違いがあります。
スノースクートはハンドルがついているものの、実際に操作するのは、ボディを傾けることによって行います。
そしてこのバンク(ボディを傾ける)操作が慣れるまで難しいのです。
なので、入門用のスノースクートはボード部分の幅が狭く、傾斜をつけやすいような作りになり、全長も取り回しがしやすいよう短くなっているのが一般的です。
廉価モデルと上位モデルの違い
スノースクートは安い廉価モデルならば4~5万円からのモデルがあり、上位モデルでは16万円以上するのがふつうです。
これらの違いは、スキーやスノーボードなどと同じで、使用される素材による差です。
スノースクートはチューブ部分とボード部分に大別できますが、どちらも素材に種類があるのです。
チューブ部分では自転車と同じような構造をしており、素材も似ています。
低価格品では鉄やクロームモリブデンが使われ、上位モデルではアルミなどの軽量素材が使われます。
これらは本体全体の重量にも大きく関係し、一般的に上位モデルの方が軽くなります。
廉価モデルなら13kgの重量で、上位モデルなら8kg台と「5kg」もの違いがあり、これはパフォーマンスに大きく差が生じる違いです。
ボード部分はスノーボードのグレードの差と同じです。
廉価モデルではコア材単体、上位になると複数の素材を使ったラミネート構造をしているものが多く、最近ではカーボンなどの新素材を使ったものもあります。
初心者向けのモデルでも安いものか高いものまであるので、まずは自分のレベルに合わせたタイプを探して、その中で廉価モデルか上位モデルかを検討しましょう。
【2020年度版】おすすめスノースクート3選
2020年にスノースクートをデビューしてみたいあなたに、オススメのスノースクートをチェックしてみよう。
実は私、はじめて購入したスノースクートはすごい廉価版のスクートでした。フレームはスチール(鉄)フレームで、めっちゃ重い重量にけっこう四苦八苦。
その重さはリフトに乗る時、本当に辛くなる。さらに取り回しも重いので、ゲレンデ一滑りするだけで、大変な労力でした。
もしあなたが初めてのスノースクートを選ぶのであれば、できれば軽いモデルを選んでほしいと思う。安いモデルは間違いなく重たくて、けっこう苦労すること請け合いよ。
スノースクート エントリーモデル ONE-D ジックジャパン
- フレーム N08 - A6061 アルミ
- フォーク A6061 Aluminum , O-shape Plate
- ヘッドセット Integral Headset (1-1/8")
- ハンドルバー Hi-Ten 8.5 インチ
- ステム 45 mm extension
- ヘッド角 67.5°
- デッキ幅 186 mm
- ボード G-1, Cap construction, Core Wood-core,
- Sole P-tex
- フレックス ソフト
スノースクート SNOWSCOOT フリーライドモデル STYLE-G
- フレーム G04 - A6061 Aluminum
- フォーク A6061 Aluminum , O-shape Plate
- ヘッドセット Integral Headset (1-1/8")
- ハンドルバー CrMo 8.5 inch
- ステム 50 mm extension
- ヘッド角 70.0°
- デッキ幅 226 mm super wide
- ボード G-2, ABS Sidewall, Core Wood-core,
- Sole P-TEX
- フレックス Medium
スノースクート SNOWSCOOT フリースタイルモデル 70 ナナマル
- Frame:A6061 Aluminum , Type
- Fork:A6061 Aluminum , O-shape Plate 4 hole SAS
- Head angle:70.0°
- Headset:Integral Headset (1-1/8”)
- Handle bar:CrMo 8,5 inch
- Stem:53 mm extension
- Deck width:186mm
- Board:X-1, ABS Sidewall, Core Wood-core,Sole P-TEX
- Flex:medium
プレイスタイル・スキー場によっての違い
最近スキーヤーやスノーボーダーの中に「パウダースキー」「新雪スキー」が流行しています。
新しく降った新設や、圧雪していないフワフワのゲレンデを滑走するプレイスタイルです。
スノースクートにもパウダー向けと圧雪向けがあります。
基本的にパウダースノーは雪そのものの浮力が弱いために幅広タイプを選びますが、これはスノースクートでも同じです。
また、一般的にパウダースノーはスピードがのりにくいので、ボード先端が鋭利に角度がつけられた(尖った)ものが向いています。
圧雪タイプ、パウダータイプと、その中間に向いた両用タイプがあります。
自分のプレイスタイルや、使用するスキー場によってもボードを適合させることが大切です。
まとめ
スノースクートは、パフォーマンスが道具に依存するところが多いアクティビティです。
まだネット上でも情報もそれほど多くありませんから、正しい知識を集めて自分の求めるものに合った本体を選び出す必要があります。
当ブログでは、これからスノースクートをはじめようとする初心者の方を中心に有益情報を提供しているので、興味のある方は読み進めてください。